2021.05.30
プレスリリース
現代美術アーティスト・作曲家の池田亮司は、スタートバーン株式会社(以下スタートバーン)が提供するブロックチェーンインフラ「Startrail」を活用し、初のNFT作品「A Single Number That Has 10,000,086 Digits」を発表しました。この作品は、6月3日~10日にサザビーズで開催される、NFT作品に特化したオークション「Natively Digital: A Curated NFT Sale」に出品されます。
スタートバーンは、ブロックチェーンおよびNFTを活用して、アート作品の信頼性と真正性の担保ひいては価値継承を支えることを目指し持続可能なブロックチェーンインフラ「Startrail」を構築しています。展示・売買・蒐集・査定・保存・継承など様々な領域のステイクホルダーが存在する、アート業界固有のエコシステムを支えます。Startrailには、作品の来歴はもちろん、展示やオークションの履歴など、作品に関するさまざまな情報を永続的に記録できます。また、二次流通時の取引や利用について、アーティスト自身が事前に独自の作品規約を設定することが可能です。
Ryoji Ikeda Studioからのコメント
「本作品では、スタートバーンのNFTであるSRR(Startrail Registry Record)を採用しています。SRRは新たにPolygonというレイヤー2ソリューションを採用することで、その取引コストはEthereumよりも約0.0001%まで抑えられています。それに伴い、電力消費量も大幅に削減され、よりサステナブルな仕組みになっています。」
スタートバーンは世界中のアーティストそしてアートに関わる全ての人が必要とする技術を提供し、より豊かな社会の実現を目指す会社です。ブロックチェーン技術を活用した、アート流通・評価のインフラとなる「Startrail」の構築を推進しています。また、Startrailをより簡単かつ安全に活用するための自社オンラインサービスとして「Startbahn Cert.」を提供。法人・団体とのブロックチェーン共同事業なども展開しています。