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ブロックチェーン証明書発行サービス「Startbahn Cert.」をアップデート。デジタル作品への発行対応、および電力消費量を大幅削減。

2021.04.26

Info

スタートバーン株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役:施井泰平、以下スタートバーン)は、自社サービス「Startbahn Cert.」の機能アップデートを行います。デジタル作品に対しても、ブロックチェーン証明書「Cert.」の発行受付を開始。昨今の「NFTアート」には備わっていない、サービスを横断した作品の価値継承および権利保護を実現する最適な仕組みを提供します。さらに、取引コスト(当社比10,000分の1以下)および電力消費量を大幅に削減しました。

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■ デジタル作品へのブロックチェーン証明書発行を受付開始

スタートバーンは、ブロックチェーン技術を活用し、アート作品の価値継承を支えるサービス「Startbahn Cert.」を提供しています。

リアルからデジタルまで様々な表現方法によって生まれる作品のために、機能アップデートを決定。デジタル映像・GIFアニメーション・3Dデータのような形式で生まれたデジタル作品に対しても、ブロックチェーン証明書「Cert.」の発行対応を開始します。

Cert.を発行できるのは、ギャラリーをはじめ、アーティストのマネジメントや作品の取り扱いを行う法人です。問い合わせを既に受け付けており、発行開始は6月中旬を予定しています。


■ 「NFTアート」との比較

昨今「NFTアート」が脚光を浴びています。NFTとは、ブロックチェーン技術を用いたデジタルアセットの一種です。複製が容易に行われてしまうデジタルコンテンツでは難しかった、所有者であることの証明を実現するものとして、注目されています。

そのような観点では、Cert.が発行されたデジタル作品も「NFTアート」に該当します。一方でCert.は、アート作品の投機的な取引を斡旋するものではありません。作品の来歴などを永続的に記録することで、作品の価値継承をサポート。作品の流通や利用について事前に設定した規約を、サービスを横断して実行させることで、アーティストおよび所有者の権利を保護します。


■ 電力消費量を大幅に削減

Cert.のアップデートに伴い、電力消費量を大幅に削減しました。新たにPolygon*というレイヤー2ソリューションを採用することで、ブロックチェーン上の取引コストを約10,000分の1に削減し、サステナブルな仕組みを構築しました。


*Polygon
https://polygon.technology/


■ Startbahn Cert.とは

アート作品に関する情報の真正性と信頼性を担保しながら管理できる、ICタグ付きブロックチェーン証明書「Cert.」の発行サービスです。アート作品の所有者は証明書情報の閲覧が、アート作品の流通に関わる事業者はウェブインターフェースを通して証明書の発行・移転が可能です。 Startbahn Cert.は、アート流通のためのブロックチェーンインフラ「Startrail」を利用して構築されています。Startrail上に記録される情報を、現行の紙の作品証明書のような親しみやすいユーザーインターフェースに変換し、誰でも手軽に安心して作品を管理できる仕組みを提供しています。

▼ 詳細・お問い合わせ
https://cert.startbahn.io/ja


■ 本プレスリリースに関するお問い合わせ

スタートバーン株式会社
広報担当:水野
pr@startbahn.jp