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CTO就任のお知らせ

2020.03.22

プレスリリース

スタートバーン株式会社(以下スタートバーン)は、2020年3月1日付で、新たに中村智浩(なかむら ともひろ)が取締役CTO(最高技術責任者)に就任したことをお知らせいたします。アートブロックチェーンネットワーク「Startrail」の構築と普及に益々尽力し、より一層エンジニア採用の強化に努めてまいります。

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■ 就任の背景

中村智浩は、金融システム、オンラインゲーム、コミュニティアプリなど多岐にわたるエンジニアリングに従事したのち、ブロックチェーンのプロジェクトに携わってきました。AnypayにてCTOを勤め、難易度の高い金融商品を扱うプロジェクトに従事していたことから、セキュリティや法対応、ビジネススキームについて豊富な経験と実績を積んでまいりました。

スタートバーンは、ブロックチェーン技術を活用し、アート流通・評価のインフラ「Startrail」の構築と普及を推進しています。このたびブロックチェーンのスペシャリストである中村を招聘することで、今後のさらなる事業展開を目指し、エンジニア採用の強化に努めてまいります。

従前公開していたスケジュール通り、2020年5月頃にはAPIを公開予定です。また、その他Startrailを活用したサービスを複数ローンチ予定など、本年はこれまで以上に重要なリリースを予定しております。これらの本格始動を控え、よりブロックチェーンに特化したエンジニア人材の採用および育成を推進してまいります。

採用や応募の詳細は、こちら からご確認いただけます。


■ 中村智浩 プロフィール

早稲田大学大学院にてWebや機械学習を研究。新卒で入社したゴールドマン・サックスとエレクトロニック・アーツでのフルスタックエンジニア経験を経た後にウィキッズを創業。その後AnyPayにてCTOを務め、ペイメントサービスや ICO・STOサービスの開発を統括。また、ブロックチェーン系SaaSのスタートアップcatabiraにおいてもCTOを務めた。2020年よりスタートバーンに参画。Web3.0の世界観とフジロックが好き。

【Twitter】 https://twitter.com/HAIL


■ 中村智浩 コメント
インターネットで人を幸せにしたいとずっと考えてきました。ブロックチェーンは、ユーザーの主体性を高め、公平性・透明性などを進化させます。これは、より便利になることを主軸としたこれまでの進化とは違う方向性にインターネットと人を導くと思います。一部の人は、それをWeb3.0と呼びます。代表の施井は、アーティストでありながらその可能性に気づいた稀有な存在です。彼とともにクリエイターならびにアート業界を健康にしたい。所有権や著作権などの大事な個人・法人の権利を、技術がアップデートしていく過程に貢献できることを嬉しく思います。

就任に関する中村の想いは、こちら でもご覧いただけます。


■ 代表取締役 施井泰平 コメント

ブロックチェーンへの参入を決めた2016年から、その先端知識と設計力、戦略性を有し、チームビルディングや組織経営をバイリンガルで行い、かつアートへの深い理解がある人を探してきましたが、見つけるのが半ば不可能とも言えるそんな存在にめぐり逢いました。中村の参画でプロジェクトの堅牢性が高まり、その先にある可能性がさらに広がることを期待しています。


■ スタートバーン株式会社について

2014年創業。世界中のアーティストそしてアートに関わる全ての人が必要とする技術を提供し、より豊かな社会の実現を目指す会社です。ブロックチェーン技術を活用した、アート流通・評価のインフラとなる「Startrail」(旧Art Blockchain Network)の構築を推進しています。また、Startrailに接続するサービスとして、自社オンラインサービス「startbahn」、法人・団体とのブロックチェーン共同事業などを展開しています。


■ Startrailについて

Startrailは、ブロックチェーンを活用した、アート作品の信用担保とさらなる発展を支える流通・評価のためのインフラです。作品の基本情報を記録したStartrailブロックチェーン証明書を発行することで、作品の流通に関わる全てのステークホルダーを横断しながら、その来歴情報が記録されます。また、還元金をはじめ、作品の流通や利用について作家自身が独自に設定したルールを、取引の度に自動で実行することが可能です。
【 website 】 https://startrail.io


■ お問い合わせ

スタートバーン株式会社 
広報担当:水野
pr(at)startbahn.jp