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YouTubeチャンネル「中田敦彦のYouTube大学 – NAKATA UNIVERSITY」での弊社に関する報道について

2020.09.24

メディア

お笑い芸人コンビ「オリエンタルラジオ」としても活動中の中田敦彦氏が、世間の時事的な話題を独自に解説するYouTubeチャンネル「中田敦彦のYouTube大学 - NAKATA UNIVERSITY」上に、9月19日(土)に投稿された動画「【サステナブル × イノベーション②】日本が再び世界で勝つには?(Sustainability × Innovation)」にて、弊社の取り組みを紹介していただきました。


▼ 動画はこちら
https://youtu.be/KaPKbOrqDdo


以下、当該動画で紹介されている弊社の思想や取り組みについて、一部訂正と補足を交えながら改めてご説明させていただきます。


■ Startrailの仕様について

スタートバーンが主導で構築を進めているブロックチェーンシステム「Startrail」では、アーティストやコレクター、ギャラリーやオークションハウスをはじめ、その他アートに関わる全ての事業者が接続できるアートインフラです。すべての作品の来歴を自動記録し、二次流通や二次利用を容易に管理できる世界を実現しています。


〈 取引金額と購入者名は原則記録しない 〉

作品の来歴を自動記録できるStartrailですが、作品の取引金額や購入者の名前は、原則記録しない仕様になっています。同動画では、作品がいくらで売買されたかの記録まで全てブロックチェーン上で管理されるとの言及がありましたが、それらはあくまでも個人情報であり、ブロックチェーン上に一般公開されるべきではないと考えています。


〈 還元金の設定はカスタマイズ可能 〉

Startrailの構築によって、より多くのアーティストに活躍の機会を提供できると考えています。そのための一機能が、同動画でも説明されている、二次流通時の取引金額がアーティスト本人にも自動で支払われる還元金のシステムです。しかしアーティストによっては、取引額の一部が自分自身に分配されることにより作品の流通を抑制してしまうなどの懸念から、還元金の設定を行いたくない方もいます。Startrailでは、アーティストの意向によって、還元金の有無や割合はもちろん、還元金発生の条件までを独自に設定することが可能です。


■ アートコレクターが作品を購入する目的について

同動画内では、一点物のアート作品であれば値段が下がらない・アートコレクターの目的は作品の値上がりであるとの言及がありましたが、実際には値段が下がってしまう作品も存在し、作品を購入するコレクターの目的は値上がりによる収入だけではないと言えます。もちろん、作品の市場価値向上はコレクターにとって好ましい変化です。価値ある作品を所有していることの精神的な満足感や幸福感を目的としているコレクターの方が主流であり、金銭的な利益を主目的としているケースは少ないと考えています。


※ また、同動画の参考資料として使用されている藤原遠氏の下記著書でも、弊社の取り組みについて掲載いただいております。同書籍において、弊社から訂正させていただく記述はありません。

「サステナベーション sustainability × innovation 多様性時代における企業の羅針盤 」(日本経済新聞出版)


◾️ 本リリースに関するお問い合わせ先

スタートバーン株式会社
広報担当:水野
メールアドレス:pr@startbahn.jp